J-POWER People
「人間万事塞翁が馬」の精神で、地域の鼓動とテクノロジーを繋ぎ合わせる
更新日:2026.3.22
公開日:2025.7.17
SFへの憧れと、大切にしている「しなやかさ」
私は現在、イノベーション推進部にて、少子高齢化や人口減少といった社会課題の解決を切り口に、ロボティクスの活用や地域共創への貢献など、スタートアップ企業様との協業や新規事業の開拓に取り組んでいます。
もともと、近未来を舞台にしたSF作品を好んで嗜んできたこともあり、XR技術などの先端テクノロジーには非常に大きな可能性を感じています。ただ、新しいことに挑戦する中では、時に予想外の壁にぶつかることもあります。そんなとき、私の支えになっているのが「人間万事塞翁が馬」という座右の銘です。
どのような経験も最後は自分の糧になると信じ、失敗を悲観しすぎず、また成功にも慢心せず、常にフラットな視点で挑み続けることを大切にしています。
業務で学んだ、「対話」と「地域への感謝」
私のキャリアの原点は、2007年に入社してからの現場経験にあります。当初は通信設備の保守管理を担当し、その後は送変電部門にて、東日本大震災を踏まえた防災計画の策定や、分社化への対応など、幅広い実務に携わってきました。
特に印象深いのは、現在も進行している「東西連系増強プロジェクト」です。それまでの業務は社内調整が主でしたが、このプロジェクトでは省庁や自治体、社外の関係者の方々と直接協議を行う機会が多くありました。そこで学んだのは、社外の方々の考えやニーズに真摯に耳を傾け、きめ細やかにすり合わせていくことの重要性でした。
2022年からの現場業務では、地域の皆さまとの繋がりをより強く実感することになります。「J-POWERの事業は、地元の住民の方々や企業に支えられている」――その当たり前で、かつ最も大切なことを肌で感じたことが、現在の「地域との連携」を重視する姿勢に繋がっています。
なぜ今、イノベーションが不可欠なのか
J-POWERが安定して電気を届け続けるためには、地域の皆さまのご理解、豊かな自然資源、そして高度な技術を持つ人財が欠かせません。しかし今、地域の過疎化という課題が、その土台を揺るがそうとしています。
地元の協力企業がいなくなれば設備の維持は難しくなり、地域の活力が低下すれば自然資源の守り手もいなくなってしまいます。これは地域だけの問題ではなく、私たちの事業存続に関わる、極めて切実な問題です。
だからこそ、イノベーションの力が必要です。私たちは地域の一員として、その活力を生み出す役割を果たすべきだと考えています。地域に根ざしたスタートアップや地元企業の方々と手を取り合い、地方創生に繋がる新たな事業を模索していく。それが、J-POWERの未来を創ることになると確信しています。
「持続可能な社会」を、小さな一歩から形にする
私が実現したいのは、誰もが安心して暮らせる「持続可能な社会」です。非常に大きなテーマですが、その土台は、自分たちや家族、そしてコミュニティといった小さな単位の“持続可能”が積み重なってできるものだと信じています。
私たちが取り組む新事業やスタートアップとの協業は、最初は小さな一歩かもしれません。しかし、その一歩がやがて大きな変化を生み、社会全体に広がる大きな力になると信じています。
未来をもっと良くするために、挑戦を楽しみながら、一緒に歩んでくれる仲間を心から歓迎します。皆さんのアイデアや情熱が、次の大きな変革のきっかけになります。さあ、一緒に“持続可能”な未来をつくりましょう。

Author
イノベーション推進部
石川 佑太
Yuuta Ishikawa
Auther

イノベーション推進部
石川 佑太
Yuuta Ishikawa
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About Innovation Catalog
J-POWER Innovation Catalog〜未来を共創する羅針盤
J-POWERイノベーション推進部は、「新たな未来を共に創造する」というミッションのもと、カーボンニュートラル達成と地域社会への貢献という大きな目標に挑戦しています。
この度、私たちの取り組みやビジョンを社内外の皆様と広く共有し、具体的なアクションへと繋げるためのハブとして、オウンドメディア「J-POWER Innovation Catalog」を立ち上げました。本メディアは、私たちの活動を網羅的にお届けする目録(カタログ)であり、未来への羅針盤となることを目指します。
イノベーションの最前線に立つ方々との対話、イノベーション推進部が投資し、共に社会課題の解決と新産業創出を目指すポートフォリオ各社、社内外のCVCネットワーク、そしてJ-POWERの保有するリソースやアセットといった点と点が、Innovation Catalogを通して有機的に繋がり、未来を紡ぐ。Innovation Catalogは連携を通して持続的な世界を築く、未来を照らすカタログです。
