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J-POWER People

    脱炭素と経済活動の両立という難題への挑戦

    更新日:2026.6.22

    公開日:2025.6.23

    幅広い好奇心が、多様な対話を生む

    イノベーション推進部の亀岡優輔です。現在は経営企画部と兼務しながら、出資先スタートアップとの共同事業開発や事業成長の支援、新たな投資分野の探索を担当しています。スタートアップと一緒にクライアント候補を訪問し、サービス内容を議論し、投資領域の調査を行う——そんな日々です。

    もともと好奇心が強く、話題の守備範囲が広いので、誰とでも話のきっかけを見つけられる人間だと思っています。

    「電気」の可能性を起点に、新たな挑戦へ

    大学では法律学を専攻していましたが、哲学や歴史学、心理学といった分野にも興味があり、他学部の授業にもよく出席していました。様々な学問に触れた経験が、多様なバックグラウンドを持つ人たちと接する機会の多い今の仕事に活きていると実感しています。

    2017年にJ-POWER(電源開発株式会社)に入社し、最初の2年間は送電線管理事務所で総務を担当。悪戦苦闘の連続でしたが、模範とすべき上司にも恵まれ、自分の仕事に対する基礎が築かれた時期です。その後は販売部門に約5年所属し、エネルギー政策・経済動向・設備状況など様々な要素が絡み合う仕事を通じて、資源を海外に依存する日本においてエネルギーがいかに重要かを深く学びました。特に火力発電所の契約協議では、販売価格の検討から交渉戦略の立案、クライアントとの交渉、契約締結までを一気通貫で経験し、発電事業のスケールと経済活動への影響力を肌で感じることができました。この経験から「電気」を起点とした新たな価値創造に挑戦したいと思うようになり、社内公募でイノベーション推進部へ志願しました。

    カーボンクレジットで、脱炭素を個人の経済活動につなぐ

    いま最も関心を持っているテーマは、カーボンクレジットの活用です。GX-ETSが始まるなど脱炭素の潮流は着実に前進していますが、エネルギーサプライチェーンへの地政学リスクが顕在化した今、脱炭素化は環境保護の文脈だけでなく、経済安全保障の色合いも強くなってきたと感じています。

    カーボンクレジットは排出側と削減側を経済的につなぐ重要な仕組みです。これを法人だけでなく個人にまで流通させることで、脱炭素の取り組みを個人の善意にとどまらず、経済的な側面からも後押しできる。そう考え、出資先の日本GXグループ株式会社と新規事業開発に取り組んでいます。同社は日本で最初に個人向けJクレジット取引プラットフォームを開発した会社です。彼らの開発力・GXへの知見と、J-POWERが培ってきた発電・電力販売の経験を組み合わせ、AIのような電力消費の大きい技術の活用と脱炭素化の両立をカーボンクレジット起点で実現できないか、日々格闘しています。

    「脱炭素と経済活動の両立」を、新規事業で証明したい

    スタートアップとの共創を通じて目指しているのは、「脱炭素と経済活動の両立」です。生成AIやフィジカルAIといった技術は私たちの「当たり前」を変えつつありますが、それらは電力という別の「当たり前」に支えられています。同じ問題意識を持つスタートアップとJ-POWERが熱意と波長を共有することで、この難題に一歩でも近づけると信じています。

    新規事業開発では過去の実績がその事業の成功を保証するわけではありません。それでも、仲間それぞれが積み上げてきたものが、新しいものを生み出す触媒になるはずです。未知なことばかりだからこそ、一緒に手探りで歩める仲間と出会いたい。その仲間として選ばれるJ-POWERでありたいと思っています。

  • Author

    イノベーション推進部 企画室(探索タスク)

    亀岡 優輔

    Yuusuke Kameoka

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    J-POWER Innovation Catalog〜未来を共創する羅針盤

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