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VUILD

    更新日:2025.10.2

    公開日:2025.7.15

    林業の課題を解決するデジタルファブリケーション技術

    VUILD株式会社(以下、VUILD)は、デジタルファブリケーション技術を用いてものづくりをするスタートアップ企業です。デジタルファブリケーション技術はデジタルデータをもとにものを創り出す技術の総称で、VUILDは木の3Dプリンタで木材を活用したデザインを広め、ものづくりをする人たちが楽しみつつ経済的に豊かになることを目指しています。

    林業は私たちの暮らしに必要不可欠な資源を提供してくれる一次産業であるにも関わらず、低賃金や過酷な労働環境といった課題を抱えています。このように、木材を生産する林業を川上、利用する建設業・消費者を川下、その間をつなぐ木材加工業・流通業などを川中と呼ぶのですが、作業段階ごとに多くの人が間に入っていることが林業の課題の一因です。

    その課題を解決すべく、VUILDは原木生産者から製品製造者までをつなぎ、所得の増加や環境の改善を図ることを目指しています。木材用3D加工機「ShopBot」を使えば、木材を手軽に好きな形へ切り出せて、家具や建造物をプリンターで出力する感覚で作れるため、ダイレクトに林業従事者の所得を増やすことが可能です。

    代表取締役CEOの秋吉 浩気氏はさまざまな賞を受賞している有名な建築家で、デザイン・エンジニアリング・コンストラクションといった、VUILDの全業務に必要なすべてのスキルを併せ持っています。そして、COOの井上 達哉氏は林学出身で林業のサポート経験が豊富な方です。

    森林保全の観点でもサステナブルな林業が求められている

    当社は全国各地のダムの上流と下流に広大な面積の森林を保有しています。森林が荒れると大量の砂が川に流れ込み、ダムにたまってしまうのです。そうならないよう、森林を適切に保全し続けることが大切であり、そのためには林業を営む方に持続可能な働き方をしてもらわなくてはなりません。

    「生きるためにつくり、つくることで生きる。そんな好循環が持続する、いきいきとした暮らしを実現したい」というVUILDのビジョンは、持続可能で幸福な社会に繋がっています。森林が事業と密接に関係している当社にとって、林業課題の解決は重要と考え、VUILDへの投資を決断しました。今後、当社の建築技術との協業といったシナジーも期待しています。

  • Company

    VUILD株式会社

  • Author

    イノベーション推進部 企画室

    課長

    井手 一久

    Kazuhisa Ide

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