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更新日:2026.3.22

公開日:2025.6.30

コンピューティングパワー

    AIと脱炭素の両方を支える「計算する力」の総量

    コンピューティングパワー(Computing Power)とは、コンピュータシステムが単位時間内に処理できる演算量の総体を指します。CPU・GPU・専用AIチップ(TPU等)などのプロセッサ性能と、それらを束ねたクラスターやクラウドインフラの総合的な処理能力で表されます。AIの学習・推論、気候モデルのシミュレーション、エネルギーシステムの最適化計算、創薬・材料探索など、現代の科学・産業・社会のあらゆる領域がコンピューティングパワーへの依存を高めています。「計算力は21世紀の電力だ」とも言われる重要インフラです。

    AIによる気候変動対策の加速と、データセンターの電力消費増大という「両刃の剣」を制御する

    コンピューティングパワーは、気候変動対策において二面性を持ちます。一方では、気候モデルの高精度化・再エネ発電予測・エネルギーシステムの最適化・新素材探索など、脱炭素技術の開発・運用にAI計算力が不可欠です。他方、そのAIを動かすデータセンターの電力消費が急増しており、2030年には日本の総電力消費の約10%を占めるとの試算もあります。グリーンデータセンター(再エネ電力・廃熱利用・冷却効率化)の整備と、AIの計算効率向上(モデルの軽量化・専用チップ活用)を同時に進めることが、脱炭素社会におけるデジタル産業の持続的成長の条件です。

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