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    持続可能で、普段も災害時も快適・安心に暮らせる社会をつくる 

    更新日:2025.9.25

    公開日:2025.7.2

    「建築×エネルギー」をキャリアの基盤に

    イノベーション推進部の山本です。

    学生時代は工学部建築学科を専攻し、特にエネルギーの有効活用による省エネでスマートなまちづくりを学んでいました。ここで得られた「建築×エネルギー」という考え方が、私のキャリアを通じた基盤となっています。

    現在担当しているのはスタートアップとの新規事業開発です。具体的にはエリアノ・WOTAの共同事業におけるオフグリッドトレーラーハウスの企画・設計、SIRCとのIoT電力センサを活用したデマンドレスポンス用特例計量器の共同開発、新日本繊維との共同事業におけるプラント設計、J-POWER遊休不動産のリノベーションによる利活用および地方共創検討など、これまでのキャリアで得た建築・小規模分散型電源の知見を活かして取り組んでいます。

    建築エンジニアと新規事業開発の視点

    2014年の入社後最初の3年間は、土木建築部にて火力発電所更新計画における新設発電所建屋の設計・積算・発注業務を担当しました。その後広島県の火力発電所に異動し、設計に携わっていた新設火力発電所の建設工事の工事監理に3年間携わりました。この6年間の経験を通じて、設計から工事にいたる、建築エンジニアとしての一連の知識を得られたとともに、一級建築士の資格を取得しました。

    次にエネルギー企画部に異動となり、J-POWERのメイン事業である大規模集約型の発電事業とは異なる、小規模分散型の電力事業に取り組みました。3年間の配属期間中は、デマンドレスポンスやオンサイトPPAなどの新事業の立ち上げ・規模拡大に尽力しました。

    その後、現在のイノベーション推進部に異動となり、前部署での新事業立ち上げの経験を活かしながら、電力事業に留まらない新事業創出に取り組んでいます。

    イノベーション推進部内で唯一の建築職ですので、各メンバーが新事業を立ち上げる中で何らかの建築的な業務が発生した場合は、最大限サポートしています。電気工事などもやりますので、周りからは「山本は何屋なのか?」と言われるときもありますね。 

    実際に自宅をオフグリッド化して気づいたこと

    私がいま最も関心を持っているテーマは「建物のオフグリッド化」です。

    社会全体がカーボンニュートラルを目指す中でまずは自分自身ができるところからカーボンニュートラルを実現しようと思い立ち、太陽光パネルとEV、V2H(Vehicle to Home)を設置して電気を自給自足する、オフグリッド住宅へ自宅を改造。「必要な量の電気がいつでも使うことができる」ということの重要性を、オフグリッド住宅化を通じて体感しました。

    加えて痛感したのが、太陽光パネルさえあれば電気は自給自足できるものの、上下水道のオフグリッド化を行おうとすると、現実的なソリューションが現状ないということです。

    「スイッチを押せばいつでも電気がつく、蛇口をひねればいつでも綺麗な水を得ることができ、使った水も排水管に流すだけ」。現在私たちが当たり前のこととして利用しているこの環境、インフラがどれだけ貴重であり、維持するためにどれだけのエネルギーが費やされているか、各個人が改めて認識することが、社会全体で本気になってカーボンニュートラルに取り組むためには重要だと感じました。

    電気と水のオフグリッド建築実現に向けて、まずはエリアノ、WOTAといったポートフォリオ企業の皆さんとの協業のもと、オフグリッドトレーラーハウスの開発を進めていきます。その活動を通してオフグリッド技術のブラッシュアップと社会実装を進めていくことで、各個人の意識と行動の変容を促し、電力の脱炭素化によるカーボンニュートラルと、上下水道インフラの老朽化と、過疎地域のインフラ問題という社会課題の解決に寄与していきたいと考えています。

    社会課題の解決に、共創が求められている

    イノベーション推進部の活動から実現したいのは「持続可能で、普段も災害時も快適・安心に暮らせる社会をつくること」です。現在、地球温暖化により年々厳しくなる自然環境、老朽化する公共インフラ、都市一極集中と地方過疎化など、これまでの人類活動で生じた歪みが蓄積していると感じます。このままでは、ここまで築き上げてきた快適・安心な生活の維持が難しくなってしまうでしょう。

    これらの課題解決を、ひとつの企業だけ実行するのは不可能です。新しいアイデア・技術を持つスタートアップや様々な分野の企業が協力して立ち向かっていく必要があると考えます。

    未来に向けて快適・安心で持続可能な社会を実現していくために、同じ志を持つ方々との連携を拡大させていきたいです。興味がある方はぜひお声がけください!

  • Author

    イノベーション推進部

    山本 亮

    Ryou Yamamoto

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