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更新日:2026.3.22

公開日:2025.6.30

V2H(Vehicle to Home)

    電気自動車を「走る蓄電池」として自宅に電力を供給する技術

    V2H(Vehicle to Home)とは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に搭載された大容量バッテリーに蓄えた電力を、家庭の電力として逆供給する技術・システムです。EVのバッテリー容量は一般家庭の数日分の電力消費量に相当するものもあり、太陽光発電と組み合わせることで日中の発電電力をEVに蓄え、夕方以降に家庭で使うという自家消費サイクルが実現します。停電時の非常用電源としても機能するため、防災・レジリエンスの観点からも注目されています。

    EVと住宅を繋ぐエネルギーハブとして、再エネの自家消費率向上と系統負荷の分散に貢献する

    V2Hは、EVの普及と再生可能エネルギーの拡大が同時進行する中で、家庭レベルの「エネルギーマネジメント」を革新する技術です。太陽光パネル・V2Hシステム・EVを組み合わせることで、電力の自家消費率を大幅に高め、電力会社への依存を減らしながらエネルギーコストを削減できます。系統全体の観点では、多数のV2Hシステムが協調動作することで、再エネの余剰電力を分散して吸収し、夕方のピーク需要を平準化するVPP(仮想発電所)的な機能を果たします。モビリティと住宅エネルギーの融合という新市場を創出する、次世代スマートホームの核心技術です。

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