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更新日:2026.3.22

公開日:2025.6.30

不安全行動

    事故の「最後の一押し」。人間の判断や行動が引き起こすリスク

    不安全行動とは、労働安全の分野において、事故や災害の直接的な原因となる人間の行為や状態を指します。ハインリッヒの法則が示すように、1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故と300件の不安全行動(ヒヤリハット)が存在するとされています。設備の欠陥(不安全状態)と合わさって事故に至ることが多く、手順無視・保護具の未着用・確認不足・焦りや慢心による判断ミスなどが典型例です。安全管理においては、不安全行動を生み出す組織的・環境的要因にまで遡って対策を講じることが重要です。

    安全文化の醸成と行動変容が、インフラの持続的運用と人命保護の根幹を支える

    エネルギーインフラの運用において、不安全行動の撲滅は設備の安全設計と並ぶ最重要課題です。発電所・変電所・工事現場など危険と隣り合わせの現場では、一つの不安全行動が取り返しのつかない事故につながります。近年はIoTセンサーやAIカメラによる行動監視、VRを活用した危険体感訓練、ヒヤリハット報告のデジタル化と分析など、テクノロジーを活用した安全管理が進んでいます。しかし最も根本的な対策は、「不安全行動を生まない組織文化」の醸成であり、心理的安全性の確保と現場から上がる声を尊重するマネジメントの質が問われます。

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