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J-POWER People

    社会の未来を見据え、インフラの変化に柔軟に応える

    更新日:2025.9.25

    公開日:2025.7.2

    柔軟性とスピード感で挑むスタートアップ協業の現場から

    イノベーション推進部の稲福です。J-POWERの事業成長を支える協業や、未来の価値創造を担う新規事業開発を目的として、スタートアップ投資を担当しています。

    日々、自分のネットワークを最大限に活用しながら、どんなスタートアップに、どのような支援ができるかを模索し、スピード感を持って行動しています。

    周囲からは「クセがまろやかで親しみやすい」と評されることが多く、相手との壁を感じさせない雰囲気が自分の強みだと考えています。この柔らかさを武器に、多様なパートナーと共に挑戦を続けています。

    現場と交渉の経験で得た、変化を見据える視点

    学生時代は電気電子工学を専攻し、エネルギー分野の基礎を学びました。入社後は北海道に配属され、最初の4年半は送電線路の保守・建設業務に従事。送電線の安定運用を支える業務を通じて、現場での経験を積み重ねました。電力インフラの重要性を実感し、技術者としての土台を築くことができました。

    その後、本社に異動し、送変電設備の使用契約や新規プロジェクトの契約業務を担当。技術だけでなく、契約や交渉といったビジネスの側面も学ぶ貴重な経験となりました。

    特に心に残っているのは、2018年に発生した北海道胆振東部地震時の大停電、いわゆる北海道ブラックアウトの際の対応です。困難な状況でも迅速かつ的確な判断を求められる現場の責任を痛感しました。雪深い現場で鉄塔に登り送電線を検査した経験は、電力供給を支える仕事のやりがいと大変さを、身をもって学ぶ機会でした。

    イノベーション推進部への異動は、社内公募をきっかけに実現しました。現在は新規事業開発に挑戦し、これまでに培った現場とビジネス両方の視点を活かして、多様なステークホルダーと価値を創造する仕事に取り組んでいます。

    小さな挑戦を積み重ね、新たな価値を提案する

    私がいま最も関心を持っているのは、「インフラの分散化」です。

    従来の大規模集中型で整備されてきたインフラ設備は、老朽化が進み、維持・更新に多大なコストを要するようになってきました。このような課題を解決するためには、分散型の技術やソリューションを活用することが鍵になると考えています。実際に、2025年には排水処理の分散化を目指す「Watasumi」、電源の分散化を推進する「ハイドロヴィーナス」といったスタートアップに出資しました。分散型インフラの方向性はJ-POWERの大規模インフラ事業とはある意味競合するようにも見えるかもしれません。しかし、全国各地に設備を保有し、地域ごとの課題を認識しているJ-POWERだからこそ、分散化技術を組み合わせた新たな価値提案ができると確信しています。

    分散化技術を活用することで、社会全体の効率性を高め、新たな価値を提供する。大きなインパクトには時間がかかるかもしれませんが、小さな一歩を積み重ね、確実に変化を生み出していきたいと考えています。

    社内外のパートナーとの共創で社会課題を解決する

    スタートアップとの協業や新規事業開発を進めるなかで、積極的に新たな技術やアイデアを取り入れ、日々新たな解決策の可能性を模索しています。また、「雑食性」ともいえるような、広範囲にアンテナを張ることで、新たな価値を見つけ出す力を養っています。

    新たな価値を創造し、社会に好影響を与える未来を一緒に作り上げる挑戦を、ぜひJ-POWERとともに始めてみませんか? 

    私が実現したい未来は、社会課題に対する新たな解決策の具現化です。「こうあるべきだ」というビジョンを、社内外のパートナーと共創することで実現するものです。新しい技術やアイデアを駆使し、社会のニーズに真摯に向き合い、具体的な解決策を提供することが我々J-POWERイノベーション推進部の役目だと考えています。

  • Author

    イノベーション推進部

    稲福 大

    Tomo Inafuku

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    J-POWER Innovation Catalog〜未来を共創する羅針盤

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